物流作業におけるピッキングの種類の一つで「トータルピッキング」「総量ピッキング」とも呼ばれる。
複数の受注に対して、注文が入った商品をまとめて棚からピッキングし、その後受注別に仕分け・梱包を行う作業方法のこと。これに対して、個別の受注ごとに対してピッキングを行う方法は「シングルピッキング」と呼ばれている。
種まき方式のメリットとしては、まとめてピッキング・梱包を行うので、効率的に作業ができることがあげられる。出荷件数が多いが、商品のSKU数が少ない場合に適したピッキング方式と言える。
一方で、まとめてピッキングをした後の仕分け作業を行うスペースが必要になることや、まとまった受注が入らないと効率性が上がらないことがデメリットとされる。SKU数が多く、1SKUあたりの受注数が少ない場合には、シングルピッキングの方が適している。
