タリフ(tariff)は「料金業」・「運賃表」と訳される。
物流業界では「運賃率表」と「関税率表」を指す。
- 「運賃率表」:地方運輸局がそれぞれ定める「標準運賃表」のこと。
標準運賃表には【距離×重量】をもとに計算された、単位当たりの賃率が表されている。
運送業者は事業開始時に、この標準運賃表をもとに決定した運賃を提出しなければならない。
運賃率表は2年に一度改訂され、毎回平均して5%程度の運賃アップがなされている。
- 「関税率表」:関税を計算するための表。
税率が変動したり輸入方法によって関税率が変わるため、海外から商品を輸入するときは関税率表を使って関税額を計算する必要がある。インターネット上でタリフを検索できるツールも存在する。