「Return On Investment」の頭文字をとった言葉。直訳すると「投資に対する見返り」となり、日本語では「投資収益率」や「投資利益率」「費用対効果」と呼ばれ、投資した費用に対して、どれくらいの利益や効果が得られたのかを表す指標。マーケティング業界でよく用いられる。ROIを計算することで、事業が成功しているのか・失敗しているのかが確認できる。
ROI(%)は「利益÷投資額×100」で算出され、例えば、ある事業者が100万円を投下して500万円の利益をあげたとすると、以下のようにROIが求められる。
ROI(%)= 500万(円)÷ 100万(円)× 100 =500(%)
ROIが100%を下回っている場合、投資がうまくいかなかったと判断され、改善や撤退が求められる。
ROIはわかりやすい指標としてよく用いられるが、
- 長期的なリターンを目的とした施策の評価には向いていない
- 数値化できないものの評価が難しい
といったデメリットもある。