製造業や物流業で使われる用語で、「同じ条件・種類の製品を生産する際の最小単位」を指す言葉。
ロットはメーカーによって異なるため、発注側は事前に正しく把握しておくことが必要となる。
例えば、ロットが100個の場合は、製品の発注は100個(=1ロット)ずつで注文を受け付けるということになる。
メーカー側はロットを設定することで、同じ商品を一度にたくさん製造できるため、製造効率が上がりコストを抑えられるといったメリットがある。また、それにより、発注側にもコストメリットがあることが多い。
一方、販売計画に対してロットが大きすぎる場合(例えば販売計画は100個、ロットは1,000個の場合など)は、発注側が在庫を滞留させてしまうリスクがあるので、注意が必要である。