アソート

英語の「assorted」が由来の言葉で、直訳すると「仕分ける・分類する」という意味となる。
物流業界においては、物流センターや倉庫などで、商品を入出荷するときに、指定された通りに仕分けを行い、複数の商品を組み合わせて梱包することを意味している。

インターネットでの商品購入が一般的になった現在では、様々な業者で広くアソート作業が行われている。

例えば、1人のお客さまが「商品A」「商品B」「商品C」の3つを同時に購入した場合、3つをピッキングし、まとめて1つの箱に梱包することがアソートに当たる。

最近では、DAS(デジタルアソートシステム)と呼ばれる、アソートをミスなく、効率的に行うための仕組みを導入している物流倉庫もある。

DASが導入された倉庫では、仕分けする商品をシステムに認識させると、それぞれの商品ラックに設置された表示器に、ピッキングすべき商品数が「1」「2」などと表示される。表示通りの数の商品をピッキングをした後、点滅しているボタンを押し、次の作業に移る、といった流れをとる。