梱包材や緩衝材の代わりに、商品を固定するものとして使われる包装方法の1つ。フィルムの「熱を加えることで縮む」といった性質を利用して、商品の形に沿ってフィルムを伸縮させる包装のこと。身近にあるものでは、ペットボトルのラベル、化粧品、書籍、医薬品などで採用され、幅広く用いられている。
シュリンク包装を用いるメリットとしては
- 商品全体を覆うことができるので、保護力が強いこと
- フィルムに印字が可能なため、デザイン性が大きいこと
- 複数の商品を1つにまとめることができること
- シュリンク包装のラベルは剥がしやすいため、分別が行いやすいこと
- 容器への直接印字ではないため、小ロットでの生産が行いやすいこと
などが挙げられる。
この包装を行うには、専用のシュリンク包装機が必要となる。