「摘み取り方式」とも呼ばれることがある、1オーダー(受注)ごとに商品のピッキングを行うピッキング方法のこと。
オーダーの数だけ倉庫を行き来する必要があるため、SKUは多いが出荷件数が少ない場合に適しているピッキング方法とされ、消費者向けのECショップ事業者の物流センターで広く取り入れられている。
シングルピッキングのメリットは以下の2点がある。
- 作業内容が単純であること
- ピッキング後、商品の仕分けが不要で直接梱包に移れること。
作業員が動き回る範囲が広いため、移動距離が長くなり、無駄な移動や作業が発生しやすくなるというデメリットが存在している。
(例:同じ商品が10人によって1つずつ注文されている場合、10回その商品の棚まで移動しピッキングする必要がある)