仕分け（＝「アソート」）を行う商品を、ハンディターミナルなどを用いてシステムに認識させ、商品を保管している棚などに設置したデジタル表示機器にピッキングすべき個数が反映される仕組みのこと。DPSと略される。
デジタルアソートシステム（DPS）が導入された倉庫内では、ピッキング作業者は、点滅しているボタンのデジタル表示器に表示された個数通りに商品をピッキングし、点滅しているボタンを押し、次の棚や梱包作業に移る。
デジタルアソートシステム（DPS）を導入することで、ピッキングリストを持ち歩いて商品を投入したり、商品が保管されている棚の場所を覚えたりする必要がなく、初心者であっても作業の標準化が可能となる。また、ピッキングミスが起きにくいというメリットもある。
デメリットとしては、デジタル表示器の設置費、システム導入費などがかかり、機械トラブルが起きた時にピッキングに対応できなくなるといった点がある。
