「Global Positioning System」の頭文字をとった言葉で、日本語では「全地球包囲システム」と訳される。地球を周回している人工衛星から現在位置情報の電波を受信し、位置・距離・時刻などを計算して知るための装置のこと。元々は軍事用に開発された技術であるが、現在ではスマートフォンやカーナビなどに搭載され世界中に普及し、自分の現在地をリアルタイムで知ることができる。旅客機や大型船舶などから個人所有の車両にも広くGPSが使用されている。
GPS機能を倉庫業務に導入すると、商品のピッキング時の移動距離や動きを把握し、商品の置き場所の改善など、業務の効率化を行うことも可能となる。