EC業界では、受注後、予定していた出荷が間に合わず、お客さまの元に予定通り商品をお届けできなくなることを指す言葉。「納期遅延」とも言われる。
ECビジネスでは「納期」は非常に重要なものであり、お客さま満足度の低下やその後のリピート率の低下につながってしまうため、納期遅れをできる限り起こさないようにする必要がある。
納期遅れを起こさないためには、
- 出荷リードタイム:受注を受けた後、倉庫から出荷し、お客さまの元へのお届けまでにかかる日数
- 製造リードタイム:商品の製造にかかる日数
- 購買リードタイム:商品の製造に必要な原材料を調達するのにかかる日数
の3つを管理し、それぞれの工程で納期を守ることが重要となる。
「出荷リードタイム」を短縮する方法としては、
- 受注処理・倉庫への出荷指示:システム導入で自動化
- ピッキングや梱包のオペレーション:ノウハウが豊富な代行業者にアウトソーシング
というスキームがよく用いられている。