温度・湿度を一定の範囲に保つ機能を持った倉庫のこと。一般的には、温度が10℃〜20℃に保たれるものが多い。
定温倉庫は、主に食品やワイン・味噌などの調味料の長期保管に使われることが多く、品質維持やカビの発生を抑える効果がある。
10℃以下の温度に保たれる倉庫は、「冷蔵倉庫」と呼ばれ、定温倉庫と区別される。
上述した定温倉庫・冷蔵倉庫の他にも、「常温倉庫」「冷凍倉庫」という種類の倉庫もあり、保管する商品の特性によって使い分けられる。
商品の品質管理のため、事業者はそれぞれの商品に応じて適した温度帯の倉庫を選ぶことが必要とされる。