「Life Time Value」の頭文字をとった言葉で、日本語では「顧客生涯価値」と呼ばれる。一人の顧客の生涯から得られる総利益のことを指している言葉。
「単に売ること」を目的にするのではなく、初回の購入後、いかに長くサービスを使い続けてもらうかに重きを置いている企業が指標としている場合が多い。
売り切り型のパッケージサービスのモデルから脱した「サブスクリプションサービス」の販売モデルで浸透したマーケティング指標ではあるが、最近では都度購入する商材を扱うDtoCブランドなどでもLTVを重視している企業が増えてきている。
LTVを高めるために、サプスクリプションサービス・都度購入の小売サービスに関わらず、
- 一度購入したの顧客のサポート(カスタマーサクセス)
- 定期的な顧客とのコミュニケーション
- 一度購入した顧客への別サービス・商品のアップセル(追加購入・契約)促進
- 顧客の期待に応え続けるサービス・商品開発
を行っているケースが多い。