商品の輸送・保管などを指示する物流業務の依頼主のこと。
荷物の出し手を「発荷主(はつにぬし)」、受け取り手を「着荷主(ちゃくにぬし)」として区別する。
物流業務においては「発荷主」を指して使われることが一般的である。
インターネット取引が盛んとなっている近年では、物流業界全体の課題として、発荷主だけではなく着荷主(ネットショッピングの消費者など)の要望を聞き入れることが重要となっている。
従来の物流業者は、直接お金をもらっている発荷主側の要望に従って作業をしていたが、商品の受け取り手である着荷主のニーズも聞き入れ、消費者側を起点としたサービスの品質向上をすることが事業拡大につながる重要な観点となっている。