直感的なUIとミス防止ができるシステムで、新人からベテランまで同水準のオペレーションを実現

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企業情報 

企業名株式会社エクシーク
事業内容・3PL事業
・物流コンサルティング事業
・通販事業者様向け支援事業
・webプロモーション事業
・貿易事業 など
倉庫数関東:7倉庫
東海:1倉庫
関西:2倉庫
九州:1倉庫
香港:1倉庫
 
※2021年9月に沖縄倉庫開設予定
物流人員体制社員:約15名
パート・アルバイト:約120名
月間対応荷主数全体:約100社
月間出荷対応件数全体:約25万件
対応案件アパレル:60%
健康食品:20%
コスメ:10%
食品:5%
その他:5%
対応モデルBtoC:90%
BtoB:10%
LOGILESS導入時期2018年9月
EC物流における課題事業拡大に伴う出荷件数の急増により、倉庫作業のミスが増加。複数のWMS(倉庫管理システム)を活用してオペレーションの立て直しを試みるも、必要な機能が揃っておらず、求める水準の出荷オペレーションを効率的に実現するのが難しかった
LOGILESS導入後の成果LOGILESSの直感的なUIとミス防止機能により、新人スタッフでもベテランスタッフと同水準のオペレーションが可能に。出荷作業が安定し、出荷スピードは2〜3倍になった

取材者プロフィール

株式会社エクシーク 3PL事業部 マネージャー 神島 卓哉 氏

株式会社エクシーク

3PL事業部 マネージャー
神島 卓哉 氏

1973年生まれ、埼玉県出身。商品管理業務を20年経験。元々はB2Bメインで、大手アパレルメーカー、食品メーカー等の商品取り扱いが中心であったが、B2CのEC市場の成長性に目をつけエクシークに入社。現在は物流センターのセンター長として多品種、多様なEC事業者の物流業務の支援に勇往邁進中。

LOGILESSを導入するまで

出荷量と比例して作業ミスも増加。要望通りのWMSもなくオペレーション崩壊の危機

エクシークは、EC・物流のコンサルティング事業でスタートを切った会社です。事業を進める中でコンサルティングだけでなく商品の保管や出荷業務も直接お願いしたいというご要望が多くなり、3年ほど前から自分たちで物流倉庫を持って、物流代行の事業を営むようになりました。EC市場の成長にともない、会社は急激に成長。うれしい反面、出荷量が一気に増えてしまったことで、在庫の引き当てミスなど、倉庫内でのトラブルが目立つようになりました。

何とかオペレーションを立て直そうと、ありとあらゆるWMSを試しました。自社開発システム、パッケージシステム、SaaS型システムなど。でも「作業制御がなく常にどのボタンも押せてしまって、出荷作業ミスが発生しやすい」とか、「機能は十分だけど、高額すぎる」など、なかなか満足のいくようなWMSはありませんでした。

いろいろ利用してみる中で、自社開発システムやパッケージシステムをカスタマイズしながら使い続けるのではなく、常に最新のテクノロジーを活用できるSaaS型システムを探した方がいいという結論に至りました。そうすることがサービス品質の向上につながり弊社に物流を任せていただいているEC事業者さま、商品を手に取るお客さまにとって最善であると考えました。そうして理想のシステムを探しているときに、取引先のEC事業者さまがたまたま導入を検討されていたLOGILESSの存在を知りました。

LOGILESSの導入を決めた理由

物流倉庫の業務課題を深く理解し、「こんな機能がほしい」という要望を標準実装しているシステムだった

当時は当社社長の猪田がLOGILESS導入検討をしていたのですが、システムを見てとにかく感動したそうです。これまで見てきたWMSとは明らかに違う。もちろん「OMSとWMSの一体型システム」という独自性はありますが、猪田が感動したポイントはそこだけではなかったようでして。

例えばUIがシンプルで分かりやすい。説明書無しでも万人が使いこなせるiPhoneのように、システムに詳しくない人でも直感的に操作できます。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、辞書のように分厚い説明書を読まないと使いこなせないWMSもあったので、「初めて見た人は難なく使いこなせる」という点は画期的に感じたそうです。

また「通常商品」「セット商品」などの商品マスタも設定方法などをとっても、LOGILESSは倉庫会社の毎日の業務課題をよく理解した上でつくり込まれていると思ったようです。厳しい目で理想のシステムを探し求めてきた僕たちが、ようやくたどり着いたのがLOGILESSでした。

LOGILESSを導入してから

入社初日の新人でもすぐに操作をマスター。属人化しないオペレーションを確立

LOGILESSは誰でもかんたんに操作ができるので、新人から経験豊富なスタッフまで同水準のオペレーションが可能になりました。

これまで利用していたWMSには分厚いマニュアルがついていて、まずは僕らがそれを読み込んだ上でエクシーク用のオリジナルのマニュアルを作成し、新人スタッフには数日間の研修をおこなう必要がありました。でも、LOGILESSは今日入ってきたばかりのスタッフでも、マニュアルを見ることなく直感的に操作が可能。メニューが左から右へ作業順に並んでいて、操作に迷うことはありませんし、手順に則った作業以外はシステム操作できないようにあらかじめ制御されているので、新人さんにも初日から安心して現場を任せられます。

致命的なミスが発生しないようにシステム上で作業制御されているため、安心して利用できる

またLOGILESSを利用してから、「誤出荷しない」という安心感を得られているのも大きな変化です。

誤出荷の大きな原因に「EC事業者さまとのシステム二重操作」があります。WMSでは「入荷待ち」「引当待ち」「出荷作業中」など出荷までのフェーズをステータス管理しているのですが、以前使っていたWMSでは「出荷作業中」でもEC事業者さまのほうで各種データを書き換えることが可能でした。「送付先(送り先住所や氏名)」「送付先以外の配送情報(着日や時間指定)」「送付する商品(注文に対して発送する商品)」など、どれも出荷にあたっての重要情報。

EC事業者さまから「データを書き換えたよ」というご連絡をいただいた場合、梱包が完了している商品から該当の商品を探し出さなければいけないので、数百件の荷物から該当の荷物を探し出すという作業に1~2時間を要してしまうこともあり、とても非効率を感じていました。LOGILESSの場合、システム上の制御がしっかりしていて、「出荷作業中」に移行している注文データについては、EC事業者さま側画面で操作できない仕組みになっています。そのおかげで、こういった無駄な作業を一掃することができ、誤出荷を無くすことができています。

キーワードによる出荷グループの作成など、便利な機能もあいまって出荷スピードは2〜3倍にUP

オペレーションを標準化でき、ミスがなくなっただけではなく、便利な機能によって出荷スピードは2〜3倍にアップしました。

例えば「出荷モデル」の機能。LOGILESSには、キーワードによって出荷指示を検索し、グルーピングできる機能があり、これを使えば、特定条件の出荷リストがかんたんに作成でき、庫内業務の効率化ができます。先日あるアパレル会社様が期間限定のポップアップストアを出店した際には、「ポップアップストアで購入したお客さまだけ特別な箱に入れて送りたい」というご要望がありました。こういったケースは、通常の発送フローとは別ラインで作業するのが早いため、「キーワードに”ポップアップ”と記載されている注文を抽出し、専用の出荷リストを作成して作業する」といった対応をすることで効率化を図っています。こうした物流倉庫の小さな困り事を解決した細やかな便利さがあいまって、現在の出荷スピードを実現できています。

当社は2021年9月に沖縄にも倉庫を開設予定。「配送コスト削減の観点で、できるだけ配送地の近くから出荷したい」というEC事業者さまも多く、沖縄の倉庫開設は熱望されていました。複数拠点からの出荷振り分け設定も簡単にできるLOGILESSを活用しながら、より多くのEC事業者さまの課題を解決していきたいです!

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