「フリマアプリを使って商品を売ってみたいけれど、どれを選べばいいかわからない」「手数料や使いやすさ、発送の仕方が気になる…」
そんな疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。近年はフリマアプリの種類が増えており、それぞれに特徴や強みがあるため、どれが自分に合っているかを判断するのは意外と難しいものです。
そこで本記事では、主要なフリマアプリのサービス内容・手数料・特徴などを徹底比較し、おすすめの12アプリと選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
この記事を読むことで、以下のようなことがわかります。
・フリマアプリを選ぶときの基準が理解できる
・人気アプリの特徴や違いを比較できる
・自分に合ったアプリの見つけ方がわかる
フリマアプリ初心者の方はもちろん、すでに使っているけど「もっと便利なアプリがないか」と探している方にも役立つ内容です。ぜひ参考にしてください。
フリマ市場の動向
2021年のリユース市場の規模は約3兆4,000億円に達し、そのうちフリマアプリによる中古品の購入額は1,247億円と、全体の10.1%を占めました(※「自動車」「バイク、原付バイク」を除く)。
購入チャネル別にみると、
- 店頭での購入(リユースショップ・中古販売店)が29.8%
- インターネットオークションが29.4%
- インターネットショッピングサイトが27.1%
と続き、フリマアプリはこれらに次ぐポジションにありますが、注目すべきはその成長率の高さです。
2018年から2021年にかけて、フリマアプリ市場は71.3%も成長しており、2015年と比較すると約239.7%の拡大を見せています。一方、インターネットオークション市場は同期間に30.4%の減少を記録しており、対照的な推移となっています。
このような背景から、フリマアプリは今後ますます需要が高まり、市場規模も拡大していくことが予想されます。
出典:環境省「令和3年度リユース市場規模調査報告書(P84)
フリマアプリの特徴
フリマアプリとは、個人間で手軽に売買ができるオンラインマーケットの一種です。オークション形式とは異なり、即決価格での取引が基本となるため、出品者と購入者の間でスムーズに売買が成立しやすいという特徴があります。
アプリ内にはコメント機能もあり、購入前に質問したり、価格交渉をしたりと、対面販売に近いコミュニケーションができるのも魅力です。取り扱われる商品ジャンルも幅広く、中古品や処分品だけでなく、ブランド品・家電製品・ハンドメイド作品・限定アイテム・レアグッズなど多岐にわたります。
誰でも簡単に出品・購入ができる利便性から、近年ますます利用者が増加しています。
フリマアプリのメリット・デメリット
フリマアプリには多くの魅力がありますが、一方で注意すべき点もあります。
ここでは、実際に利用する前に知っておきたいメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
メリット
フリマアプリの最大のメリットは、誰でも簡単に出品できる手軽さにあります。スマートフォンで商品の写真を撮り、説明文を入力するだけで、すぐに取引を始めることができ、特別な知識やスキルは一切必要ありません。
また、中古品であっても買取店より高値で売れる可能性があるのも大きな魅力です。特に、レアなアイテムや需要の高い商品は、出品してすぐに購入されるケースも少なくありません。
さらに、匿名配送の仕組みを導入しているアプリであれば、住所や氏名を相手に伝えることなく取引ができるため、個人情報の漏洩リスクを避けられ、安心して利用できます。
デメリット
フリマアプリでは、販売手数料や送料の負担が発生するため、実際の利益が思ったより少なくなることがあります。
特に低価格の商品では、手数料を差し引くとほとんど売上が残らないケースもあるため、価格設定には注意が必要です。
また、商品の状態に関する認識のズレや、購入後のキャンセル対応など、予期せぬトラブルに発展する可能性もあります。こうしたやり取りは個人間で行われるため、柔軟かつ丁寧な対応が求められる場面も少なくありません。
さらに、アプリごとに支払い方法や発送手順が異なるため、初めて使う際には操作に慣れるまで時間がかかる場合もあります。使いやすさや機能面をしっかり比較して、自分に合ったアプリを選ぶことが重要です。
おすすめのフリマアプリ11選
現在、フリマアプリは数多くの種類があり、大手が運営する総合型アプリから、ファッションやハンドメイドなどに特化した専門型アプリまで、目的に応じて選べるのが魅力です。
ここでは、数あるアプリの中から、使いやすさ・出品ジャンル・手数料・安全性などの観点からおすすめのサービスを紹介します。
メルカリ
2013年にサービスを開始した、日本最大級のフリマアプリです。月間利用者数は2,300万人以上と圧倒的で、出品すればすぐに購入される可能性が高いのが大きな魅力です。取り扱いジャンルは非常に幅広く、家電・コスメ・日用品・健康グッズなどの中古品から、新品・未使用品までさまざまな商品が売買されています。
スマホアプリを使った出品も非常に簡単で、写真撮影・商品説明・出品まで数分で完了できます。また、匿名配送に対応しているため、個人情報を相手に知られることなく安心して取引できる点も人気の理由です。
ただし、販売手数料は一律10%とやや高めなので、低価格商品を出品する場合は利益を考慮して価格設定をする必要があります。売上金は「メルペイ」で使えば手数料ゼロで活用できます。
楽天ラクマ
楽天ラクマは、2012年に「フリル」としてスタートし、2018年に旧「ラクマ」と統合されたことで誕生した楽天グループのフリマアプリです。累計ダウンロード数は4,000万を超えており、信頼性と安定感のあるプラットフォームとして人気を集めています。
匿名配送にも対応しており、プライバシーを守りながら取引が可能です。また、販売手数料は4.5%〜10%と、他の主要アプリよりも低めに設定されているのが大きなメリットです(手数料は販売実績によって変動)。
売上金は楽天キャッシュにチャージでき、楽天ペイを通じて実店舗やネットショッピングでも使用できるのが特徴です。楽天ユーザーにとっては特に便利なアプリといえるでしょう。
出品ジャンルも幅広く対応していますが、特にファッションアイテム・ホビー・キャラクターグッズなどに人気が集まっています。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)
2019年に「PayPayフリマ」としてスタートし、現在は「Yahoo!フリマ」へと名称を変更した、Zホールディングス(Yahoo! JAPAN)運営のフリマアプリです。月間利用者数は約1,660万人と、利用者数も多く安心感があります。
販売手数料は、初回の売却が無料で、以降も一律5%と低めに設定されており、コストを抑えて取引したい方におすすめです。売上金はPayPayへチャージできるほか、PayPay銀行への振込なら出金手数料がかからないのも嬉しいポイントです。
さらに、商品名とカテゴリを入力するだけでAIが商品説明を自動生成してくれる機能もあり、初心者でもスムーズに出品できます。もちろん匿名配送にも対応しているため、安心して取引を進めることができます。
Yahoo!オークション(ヤフオク)
1999年にサービスを開始した、日本最大級のインターネットオークションサイトです。月間利用者数は1,768万人以上にのぼり、特に30代~60代の男性を中心に根強い支持を集めています。
基本的にはオークション形式で取引が進むため、掘り出し物やレアアイテムを探すユーザーやマニア層に人気です。個人利用だけでなく、企業や官公庁も活用しており、インターネット公売の場としても利用されている点が特徴的です。
販売手数料は落札価格の10%(Yahoo!プレミアム会員は8.64%)。売上金は銀行口座への振込やPayPayチャージなど、柔軟に活用できます。また、匿名配送にも対応しているため、プライバシーを守りながら安心して取引を行うことができます。
スニーカーダンク(SNKRDUNK)
毎月500万人以上が利用する、国内最大級のスニーカー専門フリマアプリです。スニーカーだけでなく、アパレル・バッグ・財布・トレーディングカードなど、人気ブランド品やコレクターアイテムの取引も盛んに行われています。
最大の特徴は、プロの鑑定士による本物鑑定付き取引が導入されている点です。すべての出品物は専門のスタッフによって真贋が確認されるため、高額商品でも安心して売買できる環境が整っています。
販売手数料は会員ランクと販売価格に応じて7%〜9.5%に設定されており、売上金の出金手数料は3万円未満で200円、3万円以上で300円です。また、アプリ内にはコミュニティ機能も搭載されており、ユーザー同士でスニーカー情報やコーディネート写真を気軽にシェアできるのも魅力のひとつです。
モバオク!
2004年にサービスを開始した、フリマとオークションの両方に対応した老舗アプリです。フリマ形式とオークション形式のどちらでも出品が可能で、自分の販売スタイルに合わせた取引ができるのが魅力です。
アプリのダウンロード数は370万以上にのぼり、ファッションアイテムを中心に、ブランド品・家電・ゲームソフトなど多ジャンルの商品が取引されています。販売手数料は無料ですが、月額330円(税込)の会員費が必要です。
そのため、出品頻度が高い人にとってはコストパフォーマンスが高いアプリといえるでしょう。売上金の出金は銀行振込のみ対応ですが、出金手数料は無料で、無駄なコストがかかりません。
minne(ミンネ)
ハンドメイド作品に特化した国内最大級のフリマアプリで、ハンドクラフト・クラフト雑貨の販売をしたいクリエイターに広く支持されています。アプリのダウンロード数は1,517万超え、出品作品はなんと1,766万点以上と、豊富なジャンルの商品が並んでいます。
販売ジャンルはアクセサリー・雑貨・家具・アート・食品など多岐にわたり、オリジナリティのある一点物を探すユーザーに人気です。また、公認代行サービスを活用すれば海外への販売も可能で、クリエイター活動の幅を広げたい方にもおすすめです。
販売手数料は10.89%(minnePLUS会員は10.56%)と少し高めですが、ハンドメイド専門プラットフォームとしての集客力や信頼性を考慮すれば、十分魅力的です。売上金は銀行振込のみ対応で、出金手数料は一律220円となっています。
Creema(クリーマ)
2010年にサービスを開始した、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイスです。アプリのダウンロード数は1,500万を超え、出品作品数は1,400万点以上にものぼります。アクセサリー・ジュエリー・インテリア雑貨・ファッションなど、ジャンルの幅広さが魅力で、こだわりの作品や一点物を求めるユーザーに支持されています。
販売手数料はジャンルによって異なり11%〜15.4%。海外販売を行う場合は21%の販売手数料+決済手数料が必要です。やや割高な設定ですが、国際販売に対応している点や高品質な作品が集まる場としてのブランディングが魅力です。売上金の受け取りは銀行振込のみ対応で、出金手数料は3万円未満で176円、3万円以上は275円となっています。
さらに、クラウドファンディング機能も提供しており、クリエイターが自身のプロジェクト資金を募ることも可能です。ものづくりの活動を広げたい方にとって、長期的に活用しやすいプラットフォームといえるでしょう。
magi(マギ)
2019年にスタートした、トレーディングカードやスニーカーに特化した専門フリマアプリです。アプリのダウンロード数は50万以上と、規模としては比較的小さいながらも、マニア層やコレクターに支持されるプラットフォームとなっています。匿名配送やプロによる真贋判定サービスがあり、高額商品やコレクターアイテムでも安心して取引ができる環境が整っているのが魅力です。
販売手数料は7%と比較的リーズナブルで、海外販売にも対応(代行業者を通じて)しています。また、出品者に代わって出品作業を行ってくれる委託販売サービス「magiX」も提供しており、「売りたいけど手間をかけたくない」という方にもおすすめです。売上金は銀行振込のみ対応で、振込手数料は200円です。
ジモティー
2011年にスタートした、日本最大級の地域密着型フリマアプリです。月間1,000万人以上が利用しており、「地元の人と直接会って取引」することを前提に設計されています。最大の魅力は、配送や梱包の手間がかからず、直接の手渡しで取引できる点です。
そのため、販売手数料が無料で済むのも大きなメリット。大型家具や家電など、送料がネックになりやすい商品の出品にも向いています。一方で、オンラインでのやり取りを希望する場合は、「あんしん決済機能」を利用することが可能です。この場合、販売手数料として5%が発生します。
売上金は銀行振込に対応しており、振込手数料は150円です。「近所で売って、現金でサクッとやりとりしたい」という人には、ぴったりのフリマアプリです。
Karrot(キャロット)
2015年に韓国でスタートし、日本では2021年に正式展開された地域密着型のフリマアプリです。東京都全域・横浜市全域のほか、神奈川・埼玉・千葉の一部エリアで利用が可能です。
特徴はなんといっても、販売手数料が完全無料である点。商品代金は現金の手渡しまたは銀行振込で受け取る形式のため、売上はそのまま自分の利益になります。また、配送や梱包の必要がない「対面取引」が基本なので、送料や発送準備の手間が省けるのも大きなメリットです。
フリマアプリ比較ランキング
おすすめフリマアプリを項目別にランキングしましたので、参考にしてください。
1. 利用者数の多さ
順位 | アプリ名 | 利用者数 |
---|---|---|
1 | メルカリ | 2,300万人以上 |
2 | 楽天ラクマ | 4,000万以上(*1) |
3 | Yahoo!オークション | 1,768万人 |
4 | Yahoo!フリマ | 1,660万人 |
5 | minne | 1,517万以上(*1) |
6 | Creema | 1,500 万以上(*1) |
7 | ジモティー | 1,000万人以上 |
8 | スニーカーダンク | 500万人以上 |
9 | モバオク! | 370万以上(*1) |
10 | magi | 50万人以上(*1) |
11 | Karrot | ー |
ランキングには月間利用者数とダウンロード数が混在しており、一部利用者数を優先しています。
2. 販売手数料の低さ
順位 | アプリ名 | 販売手数料 |
---|---|---|
1 | Karrot | 無料 |
2 | モバオク! | 無料(会員費月額330円) |
3 | ジモティー | 直接取引の場合無料、オンライン決済5% |
4 | Yahoo!フリマ | 5% |
5 | magi | 7% |
6 | スニーカーダンク | 7%~9.5% |
7 | 楽天ラクマ | 4.5%~10% |
8 | メルカリ | 10% |
9 | Yahoo!オークション | 10%、プレミアム会員8.64% |
10 | minne | 10.56%~10.89% |
11 | Creema | 11%~15.4% |
3. 発送方法の特徴
順位 | アプリ名 | 発送方法の特徴 |
---|---|---|
1 | メルカリ | 匿名配送あり、海外発送対応(*) |
楽天ラクマ | ||
Yahoo!フリマ | ||
Yahoo!オークション | ||
5 | magi | 匿名配送あり、プロ鑑定付き発送 |
6 | モバオク! | 匿名配送あり |
7 | スニーカーダンク | プロ鑑定付き発送 |
8 | minne | 海外発送対応(*) |
9 | Creema | |
10 | ジモティー | 基本的に直接取引 |
11 | Ageru | 配送はポイント利用不可 |
4. 売上金の出金手数料
順位 | アプリ名 | 出金手数料 |
---|---|---|
1 | Karrot | 無料 |
2 | モバオク! | 無料 |
3 | メルカリ | メルペイ利用は無料 |
4 | Yahoo!フリマ | PayPayチャージは無料 |
5 | Yahoo!オークション | PayPayチャージは無料 |
6 | 楽天ラクマ | 楽天キャッシュは無料 |
7 | ジモティー | 銀行振込150円 |
8 | magi | 銀行振込200円 |
9 | Creema | 銀行振込3万円未満176円、3万円以上275円 |
10 | スニーカーダンク | 銀行振込3万円未満200円、3万円以上300円 |
11 | minne | 銀行振込220円 |
フリマアプリの選定ポイント
フリマアプリにはさまざまな種類があり、それぞれ得意なジャンルや機能、手数料などが異なります。自分に合ったアプリを選ぶためには、出品したい商品の特性や手数料の有無、使いやすさなどを比較することが大切です。
ここからは、フリマアプリを選ぶ際に確認しておきたい主なポイントを詳しく解説します。
利用者数を基準に選ぶ
アプリの利用者数が多いほど、商品が見られる機会が増え、売れやすくなる傾向があります。たとえば、メルカリ・楽天ラクマ・Yahoo!フリマなどは利用者数が多く、幅広いジャンルの商品が活発に取引されています。
大規模なプラットフォームでは、多様なニーズに応えられるため、販売チャンスも豊富です。ただし、その分ライバルも多いため、価格競争が激しくなりやすく、利益率が下がるリスクもあります。
一方で、スニーカーダンクやmagiのように、スニーカーやトレカなどの特定ジャンルに特化したアプリでは、利用者数は少なめでも「欲しい人に届く」精度が高いというメリットがあります。
自分が売りたい商品のジャンルや、想定する購入者層にマッチするアプリを選ぶことが、スムーズな販売への近道です。
販売手数料を比較する
販売手数料は、売上から直接差し引かれるため、利益に大きく影響する重要なポイントです。手数料が低いほど、同じ金額で売れてもより多くの収益を得ることができます。たとえば、モバオク!やKarrotは販売手数料が無料なので、取引のたびに手数料を気にせずに済み、利益をそのまま得られるのが魅力です。
楽天ラクマも手数料が4.5%からと比較的低く設定されており、継続して出品するユーザーにとってコストを抑えやすい設計です。一方で、メルカリやYahoo!オークションは販売手数料が10%、minneやCreemaではそれ以上の設定になっており、売上が大きくなるほど手数料負担も増えていく点に注意が必要です。
どのアプリを使うか決める際は、販売価格に対してどのくらいの手数料が引かれるかを事前に確認しておきましょう。
出品の手軽さで選ぶ
出品方法が複雑だと、毎回の操作に手間がかかり、出品のハードルが高くなってしまいます。特に初心者の場合は、シンプルで直感的に使えるアプリの方がストレスなく続けやすいでしょう。
たとえば、スニーカーダンクやmagiのような特定ジャンルに特化したアプリでは、入力項目や出品設定が少なく、スムーズに出品できるのが魅力です。一方、幅広いジャンルの商品を扱う場合には、出品ステップが簡単で操作しやすいアプリを選ぶと、作業の効率が大きく向上します。
アプリによって操作性や出品時のフローは大きく異なるため、自分の出品頻度や取り扱いジャンルに合った「使いやすさ」を重視して選ぶことがポイントです。
発送方法と送料の比較
フリマアプリを選ぶ際は、発送の手間や送料の安さも重要なチェックポイントです。特に、発送先が全国に広がることを考えると、送料が一律で安く設定されているサービスは大きなメリットになります。
たとえば、楽天ラクマの「かんたんラクマパック」や、メルカリの「らくらくメルカリ便」などは、全国一律料金で発送可能。遠方の購入者にも手軽に送れるため、コストを抑えながら効率的に取引が進められます。また、ジモティーやKarrotのように手渡しが基本のアプリであれば、送料そのものがかからず、梱包の手間も省けるため、地元での取引を希望する人におすすめです。
さらに、メルカリ・Yahoo!フリマ・楽天ラクマ・Yahoo!オークション・magiなどでは、匿名配送が利用できるため、個人情報を公開せずに安心してやりとりできる点も魅力です。
売上金の受け取り方法と出金手数料
売上金の受取方法や出金時の手数料も、アプリ選びの重要なポイントです。出金手数料が無料、または安く抑えられるアプリを選べば、その分だけ利益を多く手元に残すことができます。
たとえば、Karrotは現金手渡しや口座振込が基本なので、出金申請の手間がかからず、手数料も発生しません。また、メルカリ・楽天ラクマ・Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションでは、メルペイ・楽天キャッシュ・PayPayなどのキャッシュレス決済を活用することで出金手数料を無料にすることも可能です。
ジモティーも振込手数料が比較的安く設定されており、コストを抑えやすいアプリのひとつです。
フリマアプリ選びで大切なこと
今回は、フリマアプリを比較し、項目別におすすめを紹介しました。それぞれのアプリに特徴や強みがあり、目的や売りたい商品によって選ぶべきサービスは変わってきます。アプリを選ぶ際には、利用者数・販売手数料・出品のしやすさ・発送方法・売上金の受け取り方といったポイントを総合的に比較することが大切です。
利用者が多ければ売れやすく、手数料が低ければその分利益も増えます。また、出品や発送がスムーズにできることも、取引を長く続けるうえで重要なポイントです。
自分の出品スタイルや商品に合ったフリマアプリを選び、快適でお得な取引を目指しましょう。