STORES(ストアーズ)とは?ネットショップとしてのメリットや活用法まで紹介します

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近年、ネットショップを開設したいと考える人がSNS上で増えています。そこでおすすめしたいのが、STORES(ストアーズ)です。

STORESは、豊富な無料テンプレートと業界最安水準の手数料を提供しており、初心者でも簡単にネットショップを開設できるサービスです。毎月10,000店以上のネットショップが新たに開設されており、多様なユーザーに支持される充実した機能を備えています。

本記事では、STORESの特徴をはじめ、その活用方法やメリットまで詳しく解説します。

もくじ

STORESのネットショップとは?

最近注目を集めているSTORESとは、どのようなネットショップなのでしょうか。

STORESは、誰でも手軽にネットショップを開設できるオンラインプラットフォームです。PCだけでなくスマホにも対応しており、PCを持っていない人でもスマホだけで簡単に始められます。さらに、外出先でもスマホで手軽にショップを管理できるのが特徴です。

STORESでは、洗練されたおしゃれなデザインの無料テンプレートが48種類提供されています。類似サービスとしてBASEがありますが、BASEの無料テンプレートは11種類と選択肢が限られています。一方、STORESは豊富なデザインの中から自分に合ったテンプレートを選べるため、デザイン性を重視するユーザーに特に人気があります。

STORESの3つのメリット

STORESでネットショップを開設する際の3つのメリットを紹介します。

無料プランがあり、手軽に開設できる

STORESには無料プランがあり、誰でも手軽にネットショップを開設できます。

初期費用0円で始められるため、「ネットショップを開設するか迷っている」「コストをかけずに試してみたい」と考えている人でも、安心してスタートできます。

さらに、フリープランでも商品登録数に制限がないという大きなメリットがあります。もし商品の数や売上が増えてきた場合は、スタンダードプランにアップグレードすることも可能です。これにより、より多機能で充実したネットショップ運営ができるようになります。

ネットショップを簡単に開設できる

STORESでは、誰でも簡単にネットショップを開設できるという大きなメリットがあります。

専門的な知識がなくても、自分の理想のネットショップを作ることが可能です。本格的なテンプレートが豊富に用意されているため、デザインの知識がなくても簡単に気に入ったレイアウトを選べます。

また、SNSアカウントを作成するように、メールアドレスなどの必要事項を入力するだけで開設可能です。従来は、ネットショップを作るために専門業者に依頼し、高額な費用をかける必要がありましたが、STORESの登場により、その手間とコストが大幅に削減されました。

これまでネットショップ開設のハードルとなっていた「手間」や「費用」の問題が解消され、誰でも気軽にネットショップ運営を楽しめる時代になっています。

ネットショップの手数料は業界最安水準

STORESでは、ネットショップの手数料が業界最安水準という大きなメリットがあります。

多くのネットショップ作成プラットフォームでは、ショップの開設自体は無料ですが、商品を販売・取引する際に手数料が発生するのが一般的です。そのため、取引が増えるほど手数料の負担が大きくなり、利益を圧迫する要因となります。少しでも多くの利益を確保するためには、STORESのように手数料が低いプラットフォームを選ぶことが重要です。

STORESの決済手数料は、以下のようになっています。

フリープラン売上の5%
スタンダードプラン売上の3.6%

売上が増えるほど支払う手数料の総額も大きくなるため、一定の売上規模に達したら、フリープランからスタンダードプランへ移行することで、手数料を抑えることができます。コストを最適化しながら、効率的にネットショップを運営していきましょう。

STORESの2つのデメリット

STORESには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。ここでは、STORESの2つのデメリットについて紹介します。

集客対策が必要

STORESには、自分で集客対策を行う必要があるというデメリットがあります。

ネットショップで商品を販売する際には、「どうやって顧客を集めるか」が大きな課題となります。ショップを開設しても、最初のうちは適切な集客対策を行わないと売上につながりにくいのが現実です。特にSTORESのように多数のショップが存在するプラットフォームでは競争が激しく、他店との差別化が重要になります。

では、どのような集客方法が効果的なのでしょうか?具体的には、以下のような手法が挙げられます。

  • SEO対策(検索エンジンからの流入を増やす)
  • SNSの活用(InstagramやTwitterなどを使ってショップを宣伝する)

特に、ブログ記事やSNSを活用してショップを宣伝することは、無料で始められる効果的な方法です。また、扱う商品によって最適な宣伝方法が異なるため、ファッション・食品などのカテゴリに応じて適切なプロモーション手法を選びましょう。

デザインの自由度が低い

STORESには、デザインの自由度が低いというデメリットがあります。

無料のテンプレートが豊富に用意されているものの、その中から選ぶ形となり、自由なカスタマイズには対応していません。特に、HTMLやCSSの編集ができないため、コードを使ってオリジナルのデザインを作成することができない点が制約となります。

そのため、デザインを細かくカスタマイズしたい人や、独自のブランドイメージを反映させたい人には不向きかもしれません。STORESは初心者向けのプラットフォームとして設計されているため、プロ仕様の高度なカスタマイズには対応していない点を理解しておく必要があります。

STORESの主な機能

STORESの主な機能は、以下のとおりです。

ショップデザイン機能

STORESのショップデザイン機能には、デザイン用テンプレートやテキスト、背景、パーツなどを編集できるデザインエディタが備わっています。

無料テンプレートを活用し、自分のショップにふさわしいデザインを作成しましょう。

販売・集客機能

STORESの販売機能には、以下のような多彩な機能が備わっています。

  • 定期販売
  • ダウンロード販売
  • 予約販売
  • まとめ割引
  • 販売期間の設定
  • 電子チケット販売
  • 購入個数制限の設定

これにより、さまざまな販売形態に対応し、効率的なショップ運営が可能になります。

また、集客機能として、以下の機能を活用できます。

  • 商品動画の埋め込み(ショップページに動画を追加し、視覚的にアピール)
  • メールマガジンの配信(顧客に向けた定期的な情報発信)
  • ニュース作成機能(ショップの最新情報を簡単に更新)
  • クーポン配布機能(割引や特典を提供し、リピーターを増やす)
  • SNS連携(Instagramやnoteと連携し、集客力を強化)

これらの機能を活用し、効果的に集客を行いましょう。

運用機能

STORESには、運用の効率を向上させる機能も充実しています。

例えば、以下のような機能を活用できます。

  • 品番管理(商品ごとの識別番号を管理)
  • アイテムの一括登録・削除(複数の商品を一度に管理可能)
  • 倉庫サービス連携(在庫管理を効率化)
  • オーダーCSV出力(注文データを一括管理)
  • 納品書PDF出力(納品書を簡単に作成・発行)

また、Instagram画像連携機能を活用すれば、Instagramに掲載している画像を、そのまま商品画像として設定できるため、手間を省きながらスムーズに商品登録ができます。

これらの機能を活用し、ショップ運営をより効率的に行いましょう。

顧客対応機能

STORESでは、顧客対応を円滑にするためのさまざまな機能が備わっています。

  • 配送日指定(顧客が希望する配送日を選択可能)
  • 顧客管理(購入者情報の管理・分析)
  • 英語対応(海外向けの販売にも対応)
  • 送料詳細設定(地域や重量に応じた送料設定が可能)
  • 配送先別指定(複数の配送先を設定可能)
  • 年齢制限(年齢制限のある商品販売に対応)
  • 商品限定公開(特定のユーザーだけに商品を公開できる)

また、顧客からのお問い合わせ対応やFAQの設置、レビュー機能も利用でき、顧客満足度の向上につなげることができます。

分析機能

STORESには、ショップの閲覧状況や訪問者の動向を分析できるアクセス解析機能が搭載されています。

  • ショップ閲覧回数(ページが閲覧された回数を把握)
  • 訪問者数(どれくらいの人がショップを訪れたか分析)
  • 新規訪問率(新規顧客の割合をチェック)
  • 平均滞在時間(訪問者がショップにどれくらい滞在したか計測)

さらに、広告タグの埋め込み機能を活用すれば、広告をクリックしたユーザーの購入数を把握できます。Google Analyticsとの連携も可能なため、より高度なマーケティング分析を行うことができます。

STORESでの登録・出品方法

ここでは、STORESでのショップ登録や出品方法について紹介します。

ショップ用のアカウントを作成する

まずは、以下のウェブサイトにある「まずは無料でアカウント作成」のリンクをクリックし、ショップ登録用のアカウントを取得します。

STORES公式サイト

そのページでメールアドレスとパスワードを入力すると、会員登録が完了します。Facebookアカウントを使用して登録することも可能です。

ショップ名の決定とデザイン編集を行う

アカウント作成後は、ショップ名の決定とデザイン編集を行います。

① ショップ名の決定

まず、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。メール本文内の「確認する」ボタンをクリックすると、メールアドレスが認証され、ショップ名を入力する画面へ移動します。
ショップ名は後から変更することも可能です。

② ショップのデザイン編集

次に、ショップのデザインを編集します。

  1. 管理画面でテンプレートを確認し、ショップに合うものを選択
  2. テンプレート適用後のデモを確認し、デザインを調整
  3. ロゴや背景の設定を行う

ロゴは、ストアの上部に表示されるショップ名をデザインしたバナーやテキストのことを指します。フォントや色を変更してオリジナルのロゴを作成することも可能です。

商品を登録する

ショップを開設したら、次に商品の登録を行います。

① 商品の登録

STORESでは、フリープランでも商品登録数に制限がないという大きなメリットがあります。

  1. 商品画像を登録(複数枚の画像をアップロード可能)
  2. 商品情報を入力(商品名、販売価格、商品の説明文など)
  3. バリエーションの設定(サイズやカラーの異なる商品がある場合は「バリエーションの編集」から設定可能)

② 送料の設定

商品登録が完了したら、送料の設定を行います。送料の詳細を設定したら、ショップの準備が完了です。

STORESとBASEの比較

STORESとよく比較されるネットショップサービスに、BASEがあります。

どちらのサービスも出店ショップ数が80万を超えており、国内で広く利用されているネットショップ開設プラットフォームです。

本記事では、費用・デザイン・提供機能の観点から、STORESとBASEの違いを比較しました。

費用の比較

STORESとBASEの両方に、初期費用・月額費用が無料のプランがあります。

STORESの料金プラン

STORESでは、以下の2種類のプランが用意されています。

  1. フリープラン(無料)
    • 商品登録数の制限なし
    • シンプルな機能で手軽に運営可能
  2. スタンダードプラン(有料)
    • 手数料が低くなるため、商品登録数や売上が増えるとお得
    • 独自ドメインの利用が可能
    • 詳細なアクセス解析機能を利用できる

スタンダードプランにすると、ネットショップの自由度と機能性が向上し、運営がよりスムーズになります。特に、独自ドメインの利用や詳細なアクセス解析の活用ができる点が大きなメリットです。

デザインの比較

STORESとBASEのデザイン面についても比較します。

BASEのデザインでは、以下のテンプレートが提供されています。

  • 無料テンプレート:11種類(シンプルで見やすいデザインが特徴)
  • 有料テンプレート:45種類(プロがデザインした、高機能かつ洗練されたデザイン)

無料テンプレートは視認性が高いものの、カスタマイズの自由度はやや低めです。一方、有料テンプレートはデザイン性と機能性に優れたものが多く、より本格的なショップ運営が可能です。

さらに、BASEはHTMLやCSSを使ってデザインを自由にカスタマイズできるため、ウェブデザインの知識がある人なら、オリジナルのデザインを作成することも可能です。

STORESのデザインでは、無料のテンプレートが48種類提供されています。

ファッションやアクセサリーなど、さまざまな業種や用途に合わせたテンプレートが豊富に揃っており、自社ブランドのイメージに合ったショップデザインを簡単に作成できるのが特徴です。

機能の比較

最後に、STORESとBASEの機能面の違いを比較します。

BASEの機能

BASEでは、商品デザインをアップロードするだけで、スマホカバーやTシャツなどのオリジナルグッズを制作・販売することができます。

  • Tシャツやスマホケースの作成が可能(デザインをアップロードするだけで簡単に制作)
  • 自社ブランドの育成に活用(オリジナルグッズの販売を通じてブランドを強化)
  • 外部のオリジナルグッズ制作サービスと連携可能(多様なオリジナル商品を作成できる)

特に、Tシャツなどのオリジナルアイテムを販売することで、集客対策の一環として活用できるため、新規顧客を獲得しやすくなります。

STORESの機能

STORESでは、ファッションアプリ「WEAR」との連携が可能です。

  • WEARは、ZOZOTOWNが運営するファッションコーディネートアプリ
  • WEAR経由での集客が期待できる(知名度向上による売上アップの可能性)

特に、ファッションやアクセサリー関連の商品を販売している場合、STORESを利用すると売上を伸ばせる可能性が高いと言えます。

STORESなら誰でも簡単にネットショップを開設・運営できる!

本記事では、STORESの特徴から活用方法やメリットまで、詳しく解説しました。

近年、ネットショップを開設したいと考える人がSNS上で増えています。そんな人にはSTORESがおすすめですです。

STORESなら、専門的な知識がなくても簡単にネットショップを作成でき、豊富なテンプレートを活用して、おしゃれで本格的なデザインのショップを開設できます。

これからSTORESでECサイト運営に挑戦したい皆さまのお役に立てば幸いです。

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